(ここは大阪の某ドヤ街)
「いい加減客観視するという
発想してくださいよ」
発想してくださいよ」
どういう意味や渋谷!?
渋谷大智「強面すぎる戸狩の兄貴のどこが超イケてるんでっか?泣く子も黙ってお漏らしする兄貴の顔でっせ」
・・それは陣内(賢斗)の兄貴やろ?
組きっての極悪フェイスやがな〜。
組きっての極悪フェイスやがな〜。
渋谷大智「陣内の兄貴聞いてたら戸狩の兄貴ボコボコ制裁されまんな・・」
シッ〜!
兄貴に聞かれたらどうすんねん!
兄貴に聞かれたらどうすんねん!
渋谷大智「陣内の兄貴なら今朝オヤジ(三國貞治組長)共々関東に出張ですがな」
ほっ〜。
渋谷大智「さて兄貴〜定期の見回り終わったなら久々のホルモン焼き食べに行きましょ」
ホルモン焼き〜?
渋谷大智「秋が深まり結構冷え込んできましたで。ならば熱々のホルモンと焼酎の熱燗で決まりですがな」
ほうほう〜。
ならば今すぐホルモン屋に向かうかな。
それで渋谷お勧めのホルモン屋やが?
ならば今すぐホルモン屋に向かうかな。
それで渋谷お勧めのホルモン屋やが?
渋谷大智「いい店知ってまっせ〜」
ほな期待しようか〜。
(そこに)
(ウガァ〜!ウガァ〜!)
(ウガァ〜!ウガァ〜!)
(ウガァ〜!ウガァ〜!)
おいこらいきなり何やねん!?
わし等の目の前に、
不気味すぎる怪物集団が
現れたやないかい!
わし等の目の前に、
不気味すぎる怪物集団が
現れたやないかい!
渋谷大智「何ですのこいつ等?」
わしが知るかい!
渋谷大智「怪物の狙いは俺らのようでっせ・・・」
(ガァ〜!ガァ〜!)
(ガァ〜!ガァ〜!)
(ガァ〜!ガァ〜!)
渋谷の言うとおり、
怪物達がわし等めがけて迫ってきおる!
怪物達がわし等めがけて迫ってきおる!
渋谷大智「今すぐに怪物退治でんな!」
当たり前なことぬかすな!
さっさと怪物退治おっ始めてやるで〜!
さっさと怪物退治おっ始めてやるで〜!
(そこに)
「ここは任せろ戸狩〜!」
そ、その大声は坂ノ上・・高文はん〜?
高文「大阪に出張に来てみたら、まさか何度もプリキュア捕獲に現れた怪物と遭遇とはな。すぐに駆除してやろう」
はあ〜!
神拳寺奥義〜!
手抜きいや睨み一閃〜!
(ギロリ〜!)
神拳寺奥義〜!
手抜きいや睨み一閃〜!
(ギロリ〜!)
坂ノ上はんが怪物相手に
瞬時に睨みつけた瞬間、
瞬時に睨みつけた瞬間、
(ドコ〜ン!)
(ドコ〜ン!)
(ドコ〜ン!)
睨まれた怪物全部が爆発しおった。
渋谷大智「相変わらず無双やで・・」
ほんまにな・・。
(戦い終わり)
高文「ふう〜一バトル終わったら小腹空いたな」
(グゥ〜!グゥ〜!)
あらら〜。
坂ノ上はんが豪快な腹の音出しよるで〜。
坂ノ上はんが豪快な腹の音出しよるで〜。
高文「大阪出張は多忙すぎてランチ食べてないんだよ」
渋谷大智「なら坂ノ上はん!俺がおいしいホルモン焼きご馳走しますがな」
高文「渋谷お勧めのホルモン?!」
えらい気っぷええな今日の渋谷は〜。
渋谷大智「坂ノ上はんには天王寺組及び俺ら個人が結構お世話になってますで。ホルモン奢るぐらい安いもんです〜?」
ふむふむ〜。
渋谷大智「ここは兄貴が(後輩がええカッコするな!先輩のわしが奢るで!)でっしゃろ〜」
・・・わしに奢らせる策やったんか・・。
高文「・・・」
こ、今回はわしが奢っちゃる!
大阪人は総じてケチやと思われるが、
(鋼鉄の戸狩)は例外やと見せてやる!
大阪人は総じてケチやと思われるが、
(鋼鉄の戸狩)は例外やと見せてやる!
高文「無理するなよ」
ホルモンぐらい奢れるわ!
それで渋谷お勧めの店はどこやねん!
それで渋谷お勧めの店はどこやねん!
渋谷大智「では案内します〜」
(渋谷大智が連れてきたのは、
昭和40年代の雰囲気が残ってた
某商店街(?))
昭和40年代の雰囲気が残ってた
某商店街(?))
高文「・・大阪にまだ昭和風情が残ってたか。東京クラスの開発が進み下町風景がなくなったと思ってたが」
渋谷大智「この付近はまだ開発進んでませんがな」
こんな場所にお勧め店あんのか?
渋谷大智「あそこですわ」
ささっ〜。
渋谷が指さした先には、
渋谷が指さした先には、
「おお〜。
久しぶりやで渋谷の兄ちゃん」
久しぶりやで渋谷の兄ちゃん」
下駄履いた小学生高学年の女子が
立ってた古びた店やな。
立ってた古びた店やな。
渋谷大智「久々に来たでチエちゃん」
竹本チエ「兄ちゃんと横にいる二人がうちのホルモン食べに来たんやな」
渋谷大智「そうや」
高文「・・この女の子のお店がうまいホルモン出すのか?」
渋谷大智「そうでっせ。ホルモンもうまいが、店主のトークも面白いんや」
ほうほう〜。
どんなトークか楽しみやな。
どんなトークか楽しみやな。
チエ「じゃあ店に入ってや〜」
チエなる少女が店の厨房に入り、
チエ「それじゃ(ホルモン焼きチエ)の絶品ホルモン堪能してや」
えっ?
この子がホルモン焼くんかい?
この子がホルモン焼くんかい?
チエ「そうや」
高文「・・・このお店の店主は不在か?」
チエ「店主はうち(自称)やねん」
高文「・・親御さんは?」
チエ「テツ(父親)ならどっかで花札やっとんやろ。お母ちゃんは買い物で夕方まで帰ってこないで」
渋谷大智「このチエちゃんが事実上お店切り盛りしてるんですわ」
高文「・・・」
チエ「小学生でもおいしいホルモン焼けるで」
・・ならばいただくとするか。
高文「うむ・・」
この渋谷お勧めのホルモン屋は、
確かにホルモンはうまいし、
店主のトークはおもろかった・・。
確かにホルモンはうまいし、
店主のトークはおもろかった・・。
(正直わしより面白すぎたかも)
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