グルメヤクザ（マッチ）と戸狩玄弥との初遭遇

俺は戸狩玄弥。

前回に続いて主役兼解説
やらせてもらってるで。
さて三國（貞治）のオヤジの依頼で、
坂ノ上高文はん所有の山にて
松茸をとって大阪に送ることになったんや。

「すごいでっせ兄貴〜！
松茸がゾロゾロ見つかりますわ」

また松茸見つけたんやな渋谷（大智）。

渋谷大智「これで２０個でっせ」

国産の松茸がわずか数十分で、
２０個もゲットできたとは、
さすが坂ノ上所有の山やで・・。

渋谷大智「どうします兄貴？２０もゲットならもういいのでは？」

うむうむ・・・。
そろそろお中元シーズンやろ？
天王寺組とは関係なく俺個人で、
松茸を送りたい面々も多いから、
あと１０個ゲットしたいねん。
渋谷はどうするんや？

渋谷大智「俺も１０個多くゲットしますわ。お中元云々じゃなく俺自身が松茸死ぬほど食べたいからです〜」

自分の食欲に忠実でええやないかい〜。

（そこに）

（ウガァ〜！ウガァ〜！）
（ウガァ〜！ウガァ〜！）

（前回に続き）キモすぎる怪物が、
ゾロゾロわいてきおった！

渋谷大智「（今不在の）坂ノ上森乃等プリキュアを襲撃した怪物と同じ種類や！」

ここにはプリキュアはおらんのに？

渋谷大智「怪物の狙いは俺らが手にしてる松茸のようでっせ」

俺らが苦労して（？）、
入手した松茸易々渡してたまるかい！

渋谷大智「ならば今回こそ俺らで怪物退治やりますぜ」

おう〜！
久々のゾーンファイターの出番やど〜！

（そこに）

「失せろ怪物〜！」

（ジャキ〜ン！）

突如俺らの前に、
顔全体に傷がついた
強面男が現れたやないかい！
手には日本刀構えているで・・。

？？？「トリコを追いかけてきたがここにいない。代わりに見知らぬ怪物が数十か。だが名刀（竜王）の相手にならねえよ！」

おうりゃ〜！

（ギャシュ〜ン！）
（ギャシュ〜ン！）
強面男の鮮やかな斬撃が、
怪物全てを両断していき、

（ドコ〜ン！）
（ドコ〜ン！）
両断された怪物全てが爆発や！

渋谷大智「・・・すごい使い手や」

ああ・・。
天王寺組の剣豪メンツでも、
あれほどすごい腕前持ってたか・・。

？？？「おいお前等大丈夫だったか？」

ああ。
助けてくれてありがとうな。

？？？「グルメヤクザなら当然の行為だぜ」

ヤクザ？
あんた極道やったんか？

？？？「まあな。俺はグルメヤクザ組長のマッチ。盟友のトリコってのを探しにやってきた」
渋谷大智「トリコって坂ノ上はんの親友という大男でんな」

わし等はあまり面識なかったが・・。

マッチ「坂ノ上って坂ノ上高文のことか？」

そうやが？

マッチ「トリコの親友であり、俺らグルメヤクザ相手にも紳士的に接してくれる坂ノ上高文。奴もここにいるのか？」

ああ。

マッチ「なら坂ノ上に会わせてくれ」

わかったで。
あんたには助けられた恩があるし。

マッチ「節乃さんに頼まれててな。（高文及び高文の世界の料理人にも＜フローゼグルメ祭り＞に参加してもらうから了解とってくれ）とな」

？？？

マッチ「トリコも同じ用件で坂ノ上に会いに来たはず」
渋谷大智「とにかく坂ノ上はんのとこに戻りましょ」

うむ。

（フローゼグルメ祭り？）
懲りずに新シリーズの前触れ？

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