戸狩玄弥と松茸とラッキーマン？

俺は戸狩玄弥。

泣く子も黙る武闘派極道・
天王寺組の一員や〜！
先日天羽組さん襲撃してきた
二組の殺し屋（タコ＆チョロス）を撃退し、
チョロスをその場で始末し、
残ったタコを半殺しにして、
自分なりの（羽王戦争）の
ケジメをつけたつもりや。
（ヒューマンバグ大学参照に！）
さて（ヒューマン〜）宣伝終わったし、
オヤジ（三國貞治）の依頼
果たさねばならんのう・・。

「なあ戸狩〜？
最近多忙なわし及び
陣内（賢斗）の代理で、
坂ノ上高文さんとこに
行ってくれへん？
坂ノ上さん所有の山に生えてる
松茸を持ち帰ってほしいんや。
坂ノ上さんには話つけてあるで」

坂ノ上・・高文のとこに出張かいな。
あの化け物（高文）とは正直、
接触したくないねん・・。
だがオヤジの命令ならしゃーない。

「ま、松茸でっか〜！
俺楽しみです〜」

はあ〜。
お前は気楽でええな渋谷（大智）。
あの化けモン（高文）のとこに行くんやど？

渋谷大智「坂ノ上はんが自分等を敵対しておらんでしょ？兄貴らしくないビビりでっせ」

坂ノ上相手にビビらへん
お前がすごいんじゃ。

渋谷大智「ビビりより松茸でっせ！輸入産でも数万する松茸がタダで食べられますがな」

そこは認めるしかあらへん。

（二人が高文が秋キャンプしてる、
目的の山に到着です）

渋谷大智「ところで兄貴？タコ（壬生大吾）は留守番でっか？」

そうや。
タコのグランマ（祖母）のとこに、
わし不在中は里帰りさせてんねん。

渋谷大智「タコを坂ノ上さんに紹介せえへんでっか？」

アホ抜かせ！
坂ノ上は人格者だから、
タコ相手でも大人の対応するやろうが、
タコが坂ノ上相手に傍若無人やったら、
坂ノ上の回りの女達が報復確実や！
特にわしを未だに敵視する
坂ノ上森乃を始めとするプリキュア達！
あいつ等がタコに何するかわからへん！

渋谷大智「・・あの森乃って娘は坂ノ上はんを教祖みたいに崇めてますからね」

究極のファザコンやな。

渋谷大智「・・・」

「いたんだ強面ツートップ！」

噂をすれば何とやらや・・。

坂ノ上森乃「まさか凶悪フェイスコンビが来るとはね」

あんたの親父さんには話つけとるで。

森乃「確かにパパから話は聞いてるよ。たださ〜あんた達タイミング悪い時に来ちゃったね」

タイミングやと？

森乃「今あたし等坂ノ上ファミリーがやってる秋キャンプには、あんた等が散々やりあった天羽組面々も来てるんだよ」

あ、天羽組やと・・。

森乃「しかも戸狩さんとガチ殺りあった和中（蒼一郎）さん、渋谷さんと面識あったらしい野田一さんが来てるんだ」

嘘やどそれ・・・。
わ、和中はんと野田さん・・。

渋谷大智「わし等以上の凶悪コンビやないかい」

（そこに）

（ウガァ〜！ウガァ〜！）
（ウガァ〜！ウガァ〜！）

突如不気味な怪物達が
ゾロゾロわいてきおったで！

森乃「上原歩夢や高咲侑・島田真夢・林田藍里、そしてネコ部長等を襲撃してきた怪物がまた現れたね！プリキュアばかり襲撃してきやがって！」
渋谷大智「こいつ等プリキュア目当てなんか？」
森乃「それしか考えられないっての！とにかく怪物全滅させたる！」

怪物退治ならわし等にやらせてや。
ええな渋谷〜？

渋谷大智「当然でっせ兄貴〜」
森乃「あんた達で怪物退治してくれるの？」

任せたらんかい！
ただで松茸もらえるんや！
怪物退治ぐらいサービスしたる〜！

（そこに）

（ゴォ〜！）
突如隕石らしい巨大物体が、
わし等の前にいる
怪物の群れめがけて落下し、

（ドッコ〜ン！）
全ての怪物全部が爆発した・・。

渋谷大智「な、何が起こったんや？」

わしにも理解できへんど！

森乃「まさか本物の隕石落下？」

そんな天文学的偶然あるんかい？

森乃「それ頻繁に起こしてる奴がいたよ・・・」

奴？

「うひょ〜。
私を狙ってた宇宙人が、
円盤故障なのか知らないけど、
勝手に墜落してラッキー〜」


（ド〜ン！）

な、何やこのウルトラマンパクった風の
落書きそのままのキャラは？

森乃「久々のラッキーマンやん・・」

ラッキーマン？

森乃「正直ヒーローとしての戦闘力やパワーは最低だけど、幸運だけは宇宙一なんだ。その超ラッキーだけで凶悪怪物やっつけてるヒーローもどきだよ」
ラッキー「ヒーローもどきはひどくね？」
森乃「超ラッキーなけりゃあんたなどヒーローとは認められないっての」

・・・。

森乃「ねえラッキーマン？あんたなぜ唐突に現れたのよ？」
ラッキー「さあ？」
森乃「たぶんガイヤーズ作者の気まぐれだわね・・」

俺らの見せ場なくなった・・。
ならば松茸狩りに集中するかと
気を取り直したわしだった・・。

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