咲良うたファミリーが天羽組主催旅行に正式招待！？

あたし咲良うた〜！


今日もキラッキラッランラン
歌っちゃうぞ〜。

「噂以上の元気娘ですね野田（一）さん」

「喫茶店の看板娘と
言われるだけありますな〜」

さっきあたしを助けてくれた
野田のおじさん、
別の場所で（蒼風）ななちゃんを
助けてくれたという
坂ノ上高文さんというイケメンさん。
この二人が実家の喫茶店で、
自慢のコーヒーを堪能中なんだよ〜。

野田一「坂ノ上さんもマックランダーなる怪物と戦ったんですか」
高文「はい。その口調だと野田さんもですね？」
野田一「ええ。チョッキリ団なるふざけた奴らの怪物です」
高文「まあ野田さんの相手にはならなかったでしょ？」
野田一「坂ノ上さんご提供のゲキガンガーの力あってのことです」

「た、タカフミダー・・さんも、
すごく強かったです〜」

ななちゃんが目撃したところ、
あたし達プリキュアが
苦戦してるマックランダーを、
剣の一振りだけで消滅させたんだよね。

野田一「さっすがタカフミダーこと坂ノ上さんですな」
高文「久々のタカフミダーバトルで多少バテましたけど〜」
野田一「さて自分がこの喫茶店グリッターに来店した理由ですが」

コーヒー飲みに来ただけじゃ？

野田一「実は我が天羽組いや天羽グループがお世話になってる方々を、温泉旅行に招待してるのですが、自分の意見として咲良さんご家族も招待したくて来店したんです」
高文「ただの常連客としてではないですね？」
野田一「はい・・」

（ここから野田一の回想です）

自分（野田一）は坂ノ上さんもご存じの通り、
某極道幹部の愛人の子として生まれました。

本妻の子供には散々邪険にされ、
自分らを完全否定された母親が
自分が幼少時に精神を病んでしまい、
今でも精神病院に入院中です・・。

頼れる身内を失い孤児同然の自分は、
不良達を集めて愚連隊結成し、
様々なワルをやらかしてきました。
そんな自分がある喫茶店にやってきて、
うまいコーヒーを飲んだことがありました。
そのコーヒーを提供してくださったのが、
この店の主人（うたの父親）なんです。
さらに常に金欠だった自分が、
コーヒー一杯の代金も払えなかった時、
（あなたはうちのコーヒー飲んで、
いい笑顔をしてくれた〜。
その笑顔が今回の代金代わりです）
すなわち料金ただにしてくださったんです。
・・今思い出しても泣けてきます〜。
数十年後に田頭組（天羽組の前身）に加入し、
天羽の親っさんとともに
天羽組を立ち上げ、
若頭に昇進した今でも、
あの時に飲んだコーヒーの
うまさは忘れてないです。
２年前にあの時のコーヒーを出された
主人の新たな店（うたの実家）を突き止め、
いつかお礼をしたいため常連客になってました。
う〜ん。
数十年たっても
ここのコーヒーは絶品です〜。

（再びうた解説に戻る）

・・野田のおじさんが常連になった
理由って感動です〜。

なな「うたちゃんと同じです〜」
高文「私も感動しました〜」
野田一「そ、そうですか〜」

それで温泉旅行云々は？

野田一「是非咲良さんご家族に参加してほしいです〜」
高文「野田さんがここまでおっしゃってるならね」

（この後うたの両親は、
野田・高文両名の説得で、
温泉旅行に参加になりました。
さらに野田の好意で
蒼風なな及び紫雨こころ両名にも
温泉旅行に招待となり、
なな・こころ両名家族も、
咲良ファミリー同様参加になりました）

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