初遭遇？天乃リリサ及び奥村正宗と坂ノ上高文さん？！

俺は奥村正宗。

二次元キャラをこよなく愛する、
漫研部の部長だ。
数ヶ月前は俺だけの部だったが、
かわいい後輩が二人も入部してくれた。
しかもその一人が
俺が絶対的好きな
リリエルコスが超似合う
天乃リリサ君なんだよな〜。

「せんぱ〜い！
あたしのミリエラも
似合ってるでしょ〜」

確かに美花莉も似合ってるよ。

橘美花莉「その（どうでもいい言い方）しないで」

ごめんごめん〜。

「ところで先輩〜。
来週坂ノ上高文さんとこに
招待されたんですよね」

ああリリサ君。
美花莉と（芸能界つながり）ある
坂ノ上（芸能事務所ピースアース）会長に、
俺達３人が呼ばれたんだよね。

美花莉「超売れっ子のまこぴー（剣崎真琴）・（星野）アイ様、そして年下ながら世界的なモデルになった天ノ川きららが所属してる事務所の会長さんよ」
リリサ「美花莉ちゃんだけならわかるけど、先輩や私は芸能界とは関係ないよね？だから呼ばれるなんてありえない」
美花莉「あの会長さんは芸能界きっての変人よ。変人の考えなんてわからないわね」

・・・。

リリサ「それでなぜ呼ばれたのかな？」
美花莉「確かピースアースのビッグイベントにて、アマチュアプロ問わずの（コスプレイベント）をやるって」
リリサ「私達もそのイベントに出場できるんだね」
美花莉「そうなるわ。かなりでかいイベントだから気合い入れなきゃ」

そうだな。

（ここは俺の家。
そして美少女後輩二人を
俺の部屋に呼んでいる）

リリサ「やっぱ先輩の部屋って落ち着きます」

リリエルの等身大フィギュアや、
マニア必見の入手限定フィギュアなど、
リリエル愛にあふれたグッズ目白押しだからか？

美花莉「あたしちょっとどん引きかも」

・・・。

美花莉「せ、先輩の趣味にあーだこーだ文句はないから気にしないで」

・・・。

リリサ「あ、あの先輩に美花莉ちゃん！先日アマゾ（ピー）で購入した劇場版ブルーレイ見ません？」

ジャーン。

リリサが自分の小物入れから、
俺でも入手できなかった
（３年前の劇場版）
ブルーレイディスクを出してきた。

美花莉「今日は久々の休日だからつきあってあげる」

ならちょっと待っててくれ。
確か劇場版って２時間以上だから、
コーヒーと茶菓子持ってくるよ。

リリサ「すみません先輩〜」
美花莉「コーヒーなら砂糖なしでミルク多めにして〜」

・・・。

美花莉「これでもプロモデルだもん。美肌にこだわるためコーヒーの注文うるさくなるんだわね」

・・・。

（そこに）

（ドコ〜ン！）
（ドコ〜ン！）

うわあ〜！
また俺の家近くで、
でっかい爆発発生だあ〜！

リリサ「また（岸田の宝）の襲撃ですか！？」
美花莉「本当に岸田の宝って懲りないわね」

・・・今のとこ我が家に危害はなさそうだが・・。

リリサ「すぐに避難します？」
美花莉「避難はしなくてよさそうね」

？？？

（そこに）

「また岸田の宝＝
すなわちクルドの不法滞在集団か！
だが私の前に現れた以上、
問答無用で消えてもらう」


（ガコ〜ン！）
（ガコ〜ン！）

謎の大声とともに、
さっき以上のでかい爆発が発生。

（さらに数分後）

（ピンポーン）

玄関の呼び鈴が鳴ってるな。

「奥村正宗君いるかな？
私は芸能事務所ピースアース関係者の
坂ノ上高文です〜」

美花莉が話してた坂ノ上さん？
なぜ坂ノ上さんが俺の家知ってるんだ？

美花莉「あたしが教えたの。今日あたしが先輩の家にいるってことで」
リリサ「どうします先輩？」
美花莉「せっかくだから入ってももらったら？先輩のご家族今誰もいないし」

・・・。
わかった。
（ダダッ〜！）
すぐに玄関のドアを開けると、

「初めまして奥村君。
橘美花莉君から聞いてると思うけど、
私が坂ノ上高文です」

・・・この超イケメンが芸能界事務所会長？！
会長なら普通還暦すぎたおっさんじゃ？

高文「・・見た目こそ若いけど、あと数年で私も還暦を迎えるがね」

・・・。

美花莉「お久しぶりです高文さん〜」
高文「久しぶりだね美花莉〜」

・・・。

美花莉「それで高文さんが先輩の家にきた理由ですが？」
高文「今年の紅白歌決戦がらみでね」

？？？

（ちなみにさっきの爆発は、
やはり高文さんによる
クルド外道撲滅活動だった。
そして奥村等に高文さんは、
歌決戦で何させるつもり？）

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