オーシャンスープ発見と鵺襲撃される（ｂｙ聖あげは）！

あたし聖あげは。

今あたし超アゲアゲなんだ〜！
温泉島３日目にして
神のフルコース集めにして、
あたし達が目指すのは
（オーシャンスープ）というスープ。
名前から察して海に関係してるでしょ？
そして（伝説の石戸）からやってきた場所・・

「うわあ〜。
きれいな海ルン〜」

「これぞエメラルドブルーよね」

「海面がキラキラしてますよ」

羽衣ララちゃん・琴爪ゆかりちゃん・
風鈴アスミさんの３人が大はしゃぎ。
あたしも当然アゲアゲだけどね〜。

「・・・どこにオーシャンスープがあるの？
はしゃぐ状況じゃないのに？」」

「知らない海岸に出てきて、
目的のスープが見あたらないわ。
本当にここにあるの？」

天津亜衣・麻衣姉妹が不満タラタラだわ。

ゆかり「この近くにあるはずよね」
天津亜衣「それらしいのは全くないわよ」
ララ「う〜ん・・・まさか目の前の海のことルン？」
天津麻衣「そんなわけないでしょ！まさか海水をスープだと思ってるんじゃない？」
アスミ「ありえますよそれ」
天津麻衣「ならば誰か飲んでみたら？」
ゆかり「海水を？」
天津亜衣「誰か確かめるため飲んでみてよ」

「ならば僕が飲んでみよう」

いいの破嵐万丈さん？

万丈「海水をちょっと飲んだぐらいでやばいことはなかろう」

ささっ。
万丈さんが掌に海水を汲み上げ、

万丈「それでは」

ペロリ〜。
飲むというか海水をなめてきた。

万丈「・・・これ海水だよな？」

へっ？

天津亜衣「立派な海水よね」
万丈「・・・海水というかセンチュリースープじゃないか」

？？？

「そのセンチュリースープって何だ？」

ロジャー（＝スミス）さんが万丈さんに質問だわ。

万丈「トリコの相棒である小松君が生み出した伝説のスープだよ」

？？？

ゆかり「万丈さんはセンチュリースープ飲んだことあるんですか？」
万丈「まあね。３回ほどいただいてる」
ララ「私達はセンチュリースープ飲んだことないルン」
アスミ「そうですね」
天津麻衣「それで肝心の味は？」
万丈「最高にうまい〜！」

ガチ？

万丈「試しに飲んでみるんだね」

それじゃあたしも飲んでみるよ。
（ゴクリ）
海水じゃなくスープなら
まともに飲んでも大丈夫だね。
・・・ってめっちゃうまい〜！

ゆかり「本当？」

うんうん！
みんな飲んでみてよ！

ゆかり「それじゃ早速」
ララ「飲むルン」
アスミ「いただきます」
天津亜衣「・・・」
天津麻衣「・・大丈夫よね？」
ロジャー「万丈やあげはが勧めるなら・・」

（ゴクリ）
（ゴクリ）

全員飲んでみた。

ゆかり「な、なんて飲みやすいのよ〜」
ララ「味は濃厚なのにすっきりルン」
アスミ「海水とは思えないほどおいしいです」
天津亜衣「・・・確かにおいしい・・・」
天津麻衣「・・・うん」
ロジャー「・・まさか目の前の海全部が絶品スープだとは」
万丈「オーシャンスープの名前の通りだね」

（そこに）

「よく見つけてくれたな。
伝説のオーシャンスープを」

・・誰この巨漢？

「私はスタージュン。
トリコの兄であり、
元美食會の副料理長だ」

トリコさんの知り合いだったんだ。

スター「私も噂でしか知らなかったオーシャンスープ。異世界のお前達がよくぞ発見してくれた」
万丈「あなたがここにいるってことは僕達を迎えに来たのか？」
スター「そうだ。オーシャンスープをできるだけ多く持ち帰ろう」

・・・・って鵺さんって人はどこ？

万丈「そういう人間いたっけ？」
ゆかり「高い食運を持ったかき氷屋さんだったよね」
ララ「どこかではぐれたルン？」
スター「・・お前達が言ってる人間はあれか？」

ささっ〜。
スターさんが指を指した先には、

「うぐぐ〜。
む、無念・・・」

うわあ〜！
鵺さんがボロボロになってる！

万丈「おい鵺君！いったい何があったんだ？」
鵺「・・・知らない奴に急襲され・・・」
ロジャー「知らない奴だと？」
スター「・・おそらく未だに生き残ってるＮＥＯの連中だろう」

？？？

スター「私やトリコ達でＮＥＯは壊滅した。だがわずかだが生き残りもいたようだ」
ロジャー「そのＮＥＯなる連中が何故鵺を襲った？」
スター「奴らの狙いは未知の食材。神のフルコースも奴らのターゲットだ。そしてお前達がオーシャンスープを見つけるとこを目撃し、護衛担当だろう鵺なる男を襲撃したか」
ゆかり「すぐに鵺さんを治療しなきゃ！」

うん！

この後迅速に鵺さんを治療。
元々鍛えられた肉体の鵺さんは、
外部こそボロボロにされたけど、
命に別状はなかったって。
凄腕という鵺さんを襲撃した
ＮＥＯなる集団ヤバすぎ・・

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