「デートというか、
私や伊集院茂夫さん等の知人を
襲撃した犯人を見つける
ミッションだよ」
私や伊集院茂夫さん等の知人を
襲撃した犯人を見つける
ミッションだよ」

あなた(坂ノ上高文)と二人っきりなら、
難しいミッションもデートになるんです〜。
難しいミッションもデートになるんです〜。
高文「・・・」
それでターゲットになる
(666番号)の石破茂はどこでしょうか?
(666番号)の石破茂はどこでしょうか?
高文「能登だけでも石破が多発している。結構難儀だよ」
私達なら666など見つけられます!
高文「その根拠は?」
愛の力ですよ〜!!
高文「・・たきなって変わったな」
何がです?
高文「初めて君と出会ったときは、(恐怖のキョーちゃん)に洗脳されてたこともあり、私を敵視してたよな」
もう昔のことです〜。
(グゥ〜!グゥ〜!)
(グゥ〜!グゥ〜!)
(グゥ〜!グゥ〜!)
・・あら恥ずかしい〜。
お昼がまだだったのか、
私のお腹が鳴き出しました。
お昼がまだだったのか、
私のお腹が鳴き出しました。
高文「育ち盛りの君にとって、元気を示すバロメーターでいいじゃないか」
た、高文さん〜!
女の子のお腹の音って、
かなり恥ずかしいんです〜!
女の子のお腹の音って、
かなり恥ずかしいんです〜!
高文「そりゃすまなかった。お詫びに温かいラーメンご馳走しよう〜」
ラーメンですか〜。
高文「ちょうど(彼ら)も今日だけ屋台を引いてたからね」
彼ら?
高文「ラーメン赤猫っていう猫がラーメン作ってる店さ。そこの赤猫スペシャルという醤油ベースのラーメンは絶品だね」
猫が作るラーメンですか・・。
高文「彼らは猫だが一流の職人でもある。私の舌が証言する」
グルメの高文さんが
勧めるなら期待できそう〜。
勧めるなら期待できそう〜。
(そこに)
(バキュ〜ン!)
(バキュ〜ン!)
(バキュ〜ン!)
突如謎の銃声が轟き、
高文「・・威嚇射撃だな。私達を狙ってない」
そうですね・・。
私達の足下すれすれを
撃ってきましたもの。
私達の足下すれすれを
撃ってきましたもの。
あなたは春川フキ〜!

(拳銃構えて現れました)
春川フキ「覚えてたねたきな〜」
・・・かつてのパートナー
忘れるわけないでしょうに。
忘れるわけないでしょうに。
高文「・・彼女は?」
私と錦木千束がいた
テロ対策組織(リコリル)。
その本部に勤務してるエースこそ
目の前の春川フキなんです。
さらに千束とバディ組む前は、
彼女がパートナーだったんですよ。
テロ対策組織(リコリル)。
その本部に勤務してるエースこそ
目の前の春川フキなんです。
さらに千束とバディ組む前は、
彼女がパートナーだったんですよ。
春川フキ「独断専行して本部を追放された落ちこぼれが、まさか異世界で生きてたとはね」

もう言わないで〜!
春川フキ「お前が本部の指示を待たずに勝手な行動したせいで、あたし等の評価ががた落ちしたんだよ!本来なら本部から追放だけではすませなかったのに!」
まだ私を憎んでるのですか?

春川フキ「あたしを無視したお前を憎むのは当然だ。さらに異世界でいい男(高文)をたらしこみやがって!貧相な体を抱かせた結果か?」
ち、違う〜!
た、高文さんはその・・・。
た、高文さんはその・・・。
春川フキ「高文とかいう男に言っとくよ。そこの落ちこぼれはまともにミッションをこなせられない無能だ。あたしの同期でリコリルきっての凄腕たる錦木千束がいなきゃ何もやれないのさ」
高文「・・お前にたきなの何がわかる?いくらたきなの前のパートナーだからってたきなの全てを理解してないだろうが!」
春川フキ「理解してるから忠告してるんだろうに!」
高文「たきなは貴様が思ってる以上にできる娘だ!だから私の妻なんだよ」
つ、妻・・って言いましたね?
高文「・・・」
春川フキ「まさかたきなを妻にしたのか?確かこの異世界では一夫多妻制度があると聞いてたけど・・」
そうです!
この高文さんの
複数の妻の一人が私です!
この高文さんの
複数の妻の一人が私です!
高文「・・・」
春川フキ「物好きだね高文ってのもさ」
高文「たきなは素晴らしい娘だよ。誰が何と言おうがな!」
う、うれしいです〜。
春川フキ「・・・あたしの前でいちゃつくんじゃない!」
(ダダッ〜!)
苛立ったフキが立ち去りました。
高文「し、しまった〜ついはずみでたきなを妻だと言ってしまった〜」
わ、私はうれしい〜。
高文「・・・」
高文さんが
妻と認めてくださった以上、
周りが何をほざこうが
怖くないです〜。
妻と認めてくださった以上、
周りが何をほざこうが
怖くないです〜。
高文「・・・とりあえず赤猫屋台だな」
はい〜。
(能登に出店した赤猫屋台)
「久しぶり高文さん〜。
そこの女性は初めてだね」
そこの女性は初めてだね」

きゃっ〜!
虎島猫がしゃべりながら、
ガチでラーメン作ってました〜。
虎島猫がしゃべりながら、
ガチでラーメン作ってました〜。
高文「そうですね文蔵店長(虎縞猫)」
文蔵「二人とも赤猫スペシャルでいいか〜?」
高文「はい〜」
・・本当に猫が作ってるんですね。
文蔵「そうだ。赤猫は俺等猫がラーメン作って提供する店。この能登でも同じだよ」
高文「本当に能登に来てくれてありがとう」
文蔵「赤猫の先代(文蔵の飼い主でもあった)が能登で屋台引いてたからな。二代目の俺も真似ただけさ」
高文「そうでしたか〜」
文蔵「さて赤猫スペシャル二つお待ち〜」
(ド〜ン!)
熱々の醤油風ラーメンが出てきました。
高文「ではいただこう〜」
はい〜。
(見事完食です)
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村