(ここは貴燐町)
俺は瓜生龍臣。

元凄腕アサシンで現メロンパン屋だ。
今日も名物メロンパンを、
俺を受け入れてくれた貴燐町で販売中。
今日も名物メロンパンを、
俺を受け入れてくれた貴燐町で販売中。
「今日も全部売り切れたわね〜」

やっぱSNSの効果だぜ。
俺お手製のメロンパンは絶品だが、
味以上に口コミ拡大がでっけえかな。
俺のお得意様が自発的に
メロンパン絶賛を拡散してくれてるからな〜。
・・・っておいカリン?
今まだお昼過ぎだろ?
朝から作り置きした300個のメロンパンが、
わずか3時間半で完売したっての?
俺お手製のメロンパンは絶品だが、
味以上に口コミ拡大がでっけえかな。
俺のお得意様が自発的に
メロンパン絶賛を拡散してくれてるからな〜。
・・・っておいカリン?
今まだお昼過ぎだろ?
朝から作り置きした300個のメロンパンが、
わずか3時間半で完売したっての?
カリン「そうなるわね」
やっぱすげえよ俺様ってな。
「喜んでる途中に悪いが、
お前達に悪いニュースだ」
お前達に悪いニュースだ」

どうしたんだよ毛利のおっさん?
気分爆上げ中なのに悪いニュースって?
気分爆上げ中なのに悪いニュースって?
毛利公平「先日空龍街及びアニマルタウンに(日滅軍)なる極左テロ集団が襲撃したことを聞いてるな?」
ああ・・。
大都市である空龍街に理想的な町アニマルタウン。
そこに無差別襲撃かけ多くの死傷者を出したとか。
大都市である空龍街に理想的な町アニマルタウン。
そこに無差別襲撃かけ多くの死傷者を出したとか。
カリン「でも襲撃した日滅軍は天羽組が壊滅させたんじゃないの?」
毛利「残念だが全滅とまではいかなかったようだ」
・・・おいおっさん?
その残党がこの貴燐町に潜伏し、
近々空龍街等のように襲撃するのかよ?
その残党がこの貴燐町に潜伏し、
近々空龍街等のように襲撃するのかよ?
毛利「そうだ」
カリン「なぜ毛利さんがその情報持ってるの?」
毛利「エルベタスからの情報提供だ」
俺らと敵対してるエルベタスからだと!?
毛利「エルベタスは日本を盟主とした新たなアジア圏を生みだそうとする集団。思想的に日滅軍とは完全敵対している」
すなわち俺らに奴らの情報を知らせ、
敵対同士潰し合いさせるつもりかよ?
敵対同士潰し合いさせるつもりかよ?
カリン「漁夫の利狙いってことね・・・」
ふざけるんじゃねえ〜!
エルベタスの思い通りにさせっかよ〜!
エルベタスの思い通りにさせっかよ〜!
毛利「エルベタスの思惑はどうであれ、俺達の拠点であるこの町を襲撃などさせるわけにいかぬ。不審な奴がいたらすぐに対処してくれ」
わかったぜおっさん。
毛利「このことはバース・金凰・鵺達にも連絡済みだ」
「・・・今の話聞かせてもらったぞ」
ギョッ〜!
さ、坂ノ上(高文)の旦那じゃねえか!
高文「娘達のために瓜生メロンパンを購入に来たんだよ。そしたらメロンパンが売り切れでなおかつ日滅軍の話題だ」
残念だったな旦那〜。
高文「・・それで毛利さん?本当に日滅軍の残党がこの町に潜伏してるのですね」
毛利「はい」
高文「・・奴らには犬飼いろは・犬飼こむぎ等をひどい目に遭わせた恨みがある。完全にこの世から消し去るまで叩き潰すのみ!」


・・・そのいろは・こむぎって?
カリン「どうせ新たなプリキュアでしょ?」
高文「正解だ」
カリン「でしょ〜?だってあたしも非公認とはいえプリキュアだし〜」
・・・年齢制限ガチオーバーだけど・・。
カリン「あたし城戸沙織じゃねえよ!」
高文「・・いつかカリンって沙織からボコられるな・・」
カリン「ふん!自称女神だと言い張ってる熟女しょこたんもどきなど、椿坂48に入っても違和感ないあたしの若さに勝てるかい!」
高文「・・この身の程知らず発言ってガチ沙織そのものだ・・」
カリン「黙ってろや高文!!」
毛利「とにかく日滅軍残党が町に潜伏してることは知らせた。必ず奴らを全滅させるのだ」
任せろおっさん!
高文「私も君達を手伝おう」
毛利「坂ノ上さんもですか?」
高文「本日は私の本業は休みです。一日ぐらい瓜生等の手伝いさせてもらいますよ」
毛利「あなたが手伝ってくだされば盤石ですな」
ああ。
今日中に奴らが見つかればいいけど。
今日中に奴らが見つかればいいけど。
(そして毛利さんが帰り)
高文「さて名物メロンパンがないなら作ってもらうか」
カリン「作るにしても材料もないわよ?」
高文「材料が全くないのか?」
カリン「・・うん・・・」
高文「仕方ない。じゃあ近くを散策してみるか」
テロ対策でだな。
高文「ああ。お前達は店じまいだろ?」
カリン「メロンパンも材料もないなら店出しても意味ないよね」
そういうことで早めの店じまい・・。
(その時)
(ドコ〜ン!)
(ドコ〜ン!)
(ドコ〜ン!)
突如俺らの目の前の新宅数件が、
どでかい爆音とともに爆発しやがった!
どでかい爆音とともに爆発しやがった!
高文「早速奴らの襲撃か!」
カリン「すぐに被害確認ね!」
(ダダッ〜!)
(ダダッ〜!)
(ダダッ〜!)
俺ら3人が現場に駆けつけると、
(ド〜ン!)
爆発に巻き込まれたらしい、
7人の大やけど負った人達が倒れてた!
(ド〜ン!)
爆発に巻き込まれたらしい、
7人の大やけど負った人達が倒れてた!
高文「救急車だ!」
(ピーポーピーポー)
旦那が急いで救急車を呼び、
重傷の7人がすぐに病院に運ばれた!
重傷の7人がすぐに病院に運ばれた!
カリン「ひ、ひどい・・・」
高文「いつの時代も極左のやり方は反吐がでる!」
・・・。
高文「口では貧富などない平等の世界を目指すといいながら、実際は特定の幹部集団だけが富を独占し、それ以外に絶望的な貧困をもたらすのが共産主義の正体だ。自分らさえよければ弱者の命など虫けら以下の扱いだ!」
・・・なあ旦那?
あんた共産主義に恨みあるのか?
あんたらしくねえ凶悪発言だぞ・・。
あんた共産主義に恨みあるのか?
あんたらしくねえ凶悪発言だぞ・・。
高文「若い頃私は世界中を飛び回っていた。そこで共産主義国家たるソ連・中国・北朝鮮の腐りきった国内情勢をみたのさ。一部の特権階級がマフィアなどと手を組み、国民全部に分配すべき食料などを独占し、その結果多くの国民が飢えなどで餓死していった・・。実際餓死した人間の最期をこの目で何度も見てきたんだよ」
カリン「・・・」
なるほどな。
高文「・・お前等が対立してるエルベタス。お前等の仲間が次々やられたから恨みが深いエルベタスだが、私からすれば日滅軍よりずっとましだぞ。少なくてもエルベタスは一般国民には手出ししないし」
・・・。
高文「とにかく本日中に日滅軍を叩き潰す!」
(そこに)
「日滅軍残党の居場所がわかったわ」

ギョギョギョ〜!
今度は対魔忍の姉ちゃんか!
今度は対魔忍の姉ちゃんか!
井河アサギ「お久しぶりね高文さんに瓜生龍臣さん」
高文「ああ。どうやら君らも日滅軍残党を捜していたのか」
井河アサギ「そうよ。奴らは私達の宿敵である朧(おぼろ)と手を結んでいたの」

朧?
井河アサギ「元は私同様の対魔忍だった裏切り者よ!」
高文「今はヘルダークの幹部になってたな朧って」
井河アサギ「ええ。朧は手下の妖魔を残党達に複数提供しているの。だから対魔忍でなきゃ対処は厳しいわね」
妖魔か。
カリン「龍臣でも分が悪いかも」
ふん。
俺を見くびるなっての。
俺を見くびるなっての。
高文「とにかく残党がいるなら今すぐ全滅だ」
井河アサギ「高文さんが一緒なら壊滅もはかどるわね」
高文「では奴らの居場所まで案内頼む」
井河アサギ「了解!」
(次回にて日滅軍残党に、
高文・瓜生・アサギ等が立ち向かう!)
高文・瓜生・アサギ等が立ち向かう!)


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