天羽組・京極組・獅子王組の３同盟と温泉島！？

俺は久我虎徹。

今俺所属の京極組は、
東北最大半グレ集団（戒炎）と交戦中。


奴らによって大園のカシラ、
頭脳明晰だった舎弟の浪岡達が殺された・・。

一条康明の兄貴も奴らによって重傷を負わされ、
今京極組は戦力が大幅ダウンなんだ・・。

（ここは京極組事務所）

「おい久我〜。
温泉島に行くことになったぞ」

温泉島？
そんな場所ありましたかオヤジ？

五十嵐兼光組長「異世界にあるそうだ」

・・・異世界ってことは、
坂ノ上高文がらみの旅行ですね。

五十嵐「そうだ」

なんでこんな時に！？
俺らの状況を知らない
坂ノ上じゃないはず！？

五十嵐「・・・あることで旅行参加になった」

どういうことです？

五十嵐「・・・一週間前のことだ」

（その一週間前・
一時的に五十嵐解説になります）

俺らの事務所に坂ノ上さんが来訪した。

「大園さんと浪岡君に
線香をあげにきました」

・・・・なぜ堅気の坂ノ上さんが
大園の兄貴と浪岡に線香を？

高文「二人には生前ご縁がありまして」

ご縁？

高文「大園さんには我が芸能事務所ピースアース所属タレントを、幾度となく暴漢から守ってくださりました」

・・・。

高文「天羽組の阿久津さんもでしたが、大園さんは剣崎真琴・春日野うらら・天ノ川きらら等を自分の娘のように接してくださったんです」

・・・生前兄貴が言ってました。
還暦前なのに結婚もしないで
独り身の兄貴にとって、
我が京極組の仲間及び、
先ほど名前が挙がったタレント達が
家族そのものと言ってました。

高文「家族ですか・・・」

・・・それで浪岡とはどのようなご縁が？

高文「実は彼を我が事務所の社員として迎え入れようとしたんです」

・・。

高文「学生時代はかなり優秀だと聞いてた浪岡君。人間性も完璧でしたから、いずれは五十嵐さんに掛け合って円満に組を離脱させたかったんです」

そこまで浪岡を見込まれてたとは。

高文「実は内密にて、彼本人にもスカウトをかけたんです」

「僕は頭脳面で、
京極組の力になりたいんです。
力がない自分を認めてくださる
オヤジや久我の兄貴達のためにも」

高文「・・・ここまで京極組を慕ってる浪岡君を強引に引き抜くことはできませんでした」

・・・・。

高文「本当に惜しい人達でした・・」

・・・それでは線香をあげてやってください。

高文「はい」

（二人の位牌に手を合わせ、
線香をあげた高文さん）

高文「・・・ところで五十嵐さん？本来ならこういう状況で言うことじゃありませんが」

？？？？

高文「あなたや久我君・高砂君等を我らの旅行に招待したいのですが」

・・・極道の我らを堅気のあなたが？

高文「行き先は異世界であるグルメ界です」

？？？

高文「そこであなた達京極組と天羽組・獅子王組の３巨頭で同盟を結んでもらいたいのです」

・・・・・。

高文「現在京極組は戒炎と、天羽組は大阪の天王寺組と交戦中ですね」

はい。

高文「獅子王組は長かった内部抗争がようやく終了でしたか」

そうです。

私の盟友である眉済が
獅子王組のトップになり、
我が京極組と同盟関係になりました。
そこに天羽さんとこも加えるのですね。

高文「ええ。江田島平八塾長・伊達臣人（伊達組の組長）さんの後見にてです」

ほう〜。
あの男塾塾長と
伊達組長の後見でですか。

高文「その理由ですが・・・」

ささっ〜。
坂ノ上さんが差し出した顔写真には、
（あの昭和の妖怪）が写っている！

高文「昭和の妖怪＝藤堂兵衛。裏社会の実力者です」

・・・。

高文「奴は天王寺組など自分の意のままになる極道を使って、あなた達真っ当な極道を根絶やしにしようとしてるのです。戒炎などの半グレにまでは手を回してないでしょうが・・」

・・・。

高文「現在日本の警察が腐敗しつつあります。だから自警団あがりの真っ当な極道が必要になってるのです」

堅気のあなたがそこまで言い切るとは・・。

高文「この後獅子王組と天羽組にも話をつけにいきます」

・・・二組次第ですが、
あなたの同盟案には賛成しますか。

高文「五十嵐さん・・」

その同盟場所が温泉島なのですな。

高文「はい」

（そして現在に戻り、
解説も久我虎徹に戻る）

五十嵐「・・以上が理由だ」

そうでしたか。

五十嵐「それでうちからは俺と妻、お前に高砂、海瀬に仙石・近藤に佐古の面々が参加する」

「・・俺も参加させてくださいオヤジ」

い、一条の兄貴！
もう退院したんですか？

一条「日常生活は送れるほどに回復した。だから今さっき退院した」
五十嵐「だがまだ完全復活じゃないだろ？」
一条「体の作りが一般と違いますよ俺は」

無理しないでくださいよ兄貴・・。

一条「大丈夫だぜ虎徹〜」

こうして坂ノ上主催の
２０２３年度ガイヤーズ夏旅行に、
俺ら京極組のほとんどが参加になった。

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懲りずに新キャラ出現！？（裏裁判）の赤城啓作とは？

（ここは某裁判所）

私は赤城啓作。

裁判官である。

（注！）

（この赤城啓作なる新キャラは、
YouTubeアニメ（バベル裁判所）の
名物キャラである。
表向きは法律を
厳格に遵守した判決を下す。
だが別の顔として
法律では裁けない悪党に関しては、
法ではなく真実で罰を与える
（裏裁判）も担当する。

額に大きな×の傷がある。
・・ってまたまた懲りずに、
新キャラ出現かガイヤーズ作者〜！）

「お疲れさまです赤城さん」

ようこそ坂ノ上高文さん。

高文「裏裁判終わったようですね」

・・・はい・・・。

高文「今回の判決内容ですが」

被告は通学中だった二人の小学生を
ナイフで殺した２０代の韓国人の男。
精神鑑定にて異常が見られたため、
表向きでは無罪にしてしまいました・・。

高文「でも被告は本当は精神状態は普通だったと」

そうでした。
在日二世の弁護人の入れ知恵で
異常を訴えてたのです。

高文「・・・だけどこの事件で違和感覚えた私が独自で調べた結果」

あなたの調査のおかげで
被告の嘘が判明したんです。
そのため急遽（裏裁判）を始めて、
被告に死刑の判決を下し、
そしてたった今被告を
絞首刑に処したのです。

高文「法を厳守する表の顔、真実によって厳罰を下す裏の顔。二つの顔を使い分けねばならないとは大変ですね」

はい。

高文「そんな赤城さんに私主催の旅行のお誘いに来たのですが」

私にですか？
裁判官には長期の夏休みはないですよ。

（たぶん・・・）

高文「半日休暇はありますよね？」

さすがに半日はあります。

高文「その半日を使っての３泊４日です」

？？？

高文「８月の第一土曜日の朝７時にお迎えに参ります」

・・・・。

（そして旅行当日）

坂ノ上さんの強引なお誘いの日だな。
今日は休日であるのだが、
なぜ半日が３泊４日旅行なのだろう？

（ここは赤城が住んでる宿舎）

確か行き先が温泉島という場所。
名前からして熱海か別府か？
まあ温泉というのも悪くないか。

（その時）

（ガッコ〜ン！）
（ガッコ〜ン！）

うわあ〜！
私の前方ででかい爆発発生だぞ！
まさかテロ？
狙いは何なんだ？

「狙いは貴様だよ赤城啓作！」

（ド〜ン！）

私の前に現れたのは、
小型ダイナマイトを
両手に持ってるヤバい男・・。
こいつが前方を爆発させたのか！

男「おい赤城啓作！よくも俺の弟を死刑にしやがったな！」

弟？

男「とぼけんじゃねえ！本来なら小学生のガキ二人殺しで弟は無罪になったんだぞ。なのに貴様が裏裁判なる闇の裁きで弟を死に追いやりやがったんだ」

・・・貴様が被告に
精神異常の知恵を付けた
在日の弁護士だったのか。

男「そうだ。弟の恨みを晴らしてやるぜ！」

ジリジリジリ〜。

両手のダイナマイトの導火線に火をつけたのか。

男「弟の敵だ赤城啓作〜！」

・・・真実で裁いた内容に、
納得できずに逆恨みか。

男「くたばれ〜！」

（ダダッ〜！）
（ダダッ〜！）

男が火がついたダイナマイトを
私に投げつけた！
このまま爆殺される運命か・・。

（その時）

「そうはさせねえ！」

（ド〜ン！）

突如背丈が高い熟年イケメンが出現し、

？？？「坂ノ上の依頼で赤城啓作なる男を迎えにきた。だがまずは外道へ鉄槌だな」

星の白金（スタープラチナ）発動！

（ド〜ン！）

熟年の背後から巨大な魔神？が出現し、

（バシュ〜！）
（バシュ〜！）

私に投げられたダイナマイト二つを、
魔神の両手でキャッチし、
シュッ！
シュッ！
導火線の火を消し止めた。

男「何だ何だお前は？」
？？？「テメェには用はねえよ」

（オラオラオラ〜！）
（オラオラオラ〜！）

（ガコ〜ン！）
（ガコ〜ン！）

魔神の鉄拳ラッシュが、
男の顔面に炸裂し、

男「あべし〜」

（バシュ〜ン！）

顔面ぶっ飛ばされた男が、
空高く消え去った・・。

？？？「ふう〜久々にやれやれだぜ」

（こうして私は助かった）

「あんたとは初対面だったな？
俺は冒険家の空条承太郎だ。
名前ぐらいは
聞いたことあるかな？」

世界的に有名な冒険家の空条さんか。

空条承太郎「多忙な坂ノ上の代理で迎えにきた」

そうでしたか。

この後坂ノ上氏がいる光陽町に着き、
彼個人所有の巨大客船にて
温泉島に向かうことになった。

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