坂ノ上家のプールと新たなレジェンドプリキュア誕生予兆？

（ここは某市民プール）

〜ざわざわざわ〜
〜ざわざわざわ〜

・・今日もプールが混んでるね侑ちゃん。

「３日続けて３５°超えだもん」

うわあ〜。
涼しさを求めてプールに来たのに、
泳ぐどころか立つ場所もないほど混んでるもん・・。

あたし（今回解説の上原歩夢）と高咲侑ちゃんが、
朝早めからプールに来てたのに・・。
（ジリジリジリ〜）
大量の汗がじっとりしてきた。

高咲侑「今日もまともに泳げなかったね」

うん・・。

（わずか１０分でプールからでて、
近くのショッピングモールに向かいます）

高咲侑「特に買い物はしないの？」

申し訳程度にお菓子でも買うよ。
冷えたショッピングモール内で
少しでも涼んでおかなきゃ。

高咲侑「仕方ないか・・」

（そこに）

「おっ〜。
歩夢に侑じゃん。
二人でプールからの帰り？」

（坂ノ上）森乃ちゃんが現れた。

高咲侑「一応市民プールに行ったけど混雑だった」
森乃「まともに泳げなかったようだね」

うん。

森乃「じゃあうちのプールで泳がない？」
高咲侑「森乃ちゃんちにプールあるの？」
森乃「そだよ。パパ（坂ノ上高文）が数十年前に自作したんだ」

高文さんが作ったマイプールかあ〜。

森乃「そこいらのスイミングスクールのプールより大きいよ」

あたし達がそこで泳いでいいの？

森乃「うん。今からいこうか」

（ブォ〜ン！）

・・・現役高校生の森乃ちゃんなのに、
（国際運転免許）持ってるせいか、
大型ライトバンを運転してるんだね。

森乃「あたし達坂ノ上ファミリーしかできない芸当ってね」

ささっ〜。
二人ともライトバンに乗った。

森乃「それじゃ出発〜」

（およそ１０分後に高文さんちに到着）

「遅かったですよお姉様。
・・・って歩夢さんと侑さん。
お姉様に招待されたんですね」

そうだよレイチェルさん。

坂ノ上レイチェル「今日が今年になってからの我が坂ノ上家のプール開きです」
森乃「二人とも水着に着替えて裏庭に来てよ」

うん。

（水着着て裏庭に来ると）

（ド〜ン！）

・・・何なのこの超巨大プール・・。
定番の２５メートル競走プールに、
巨大滑り台・人工波発生プール・・。
プールだけで５つもある。

森乃「ここ数年猛烈な暑さが続いてるっしょ？プールはもとより海水浴ですら大混雑だもん。だから個人でプール持ってた方がいいとパパが考えた結果だよ」
レイチェル「今や坂ノ上家には私みたいな異世界来訪者が１００を超えてるでしょ？彼ら彼女らのためにお父様が完成させたんですって」

それにしてもすごい・・。

森乃「すでに先客もいるからさ」

先客？

「お、お久しぶり歩夢・・さん」

ギョッ！
も、森乃ちゃんがもう一人いる！

森乃「・・このあたしもどきって西蓮寺春菜だよ」

「上原歩夢さんとは
あまり面識なかったよね？
私（春菜）を覚えてないのは
仕方ないかな」

・・・今更思い出したけど、
ガチで森乃・春菜両名そっくりだわ。

春菜「あたし達もプールで泳いでよかったの？」
森乃「オッケーに決まってるでしょ？あたし達坂ノ上ファミリーが認めた面々ならいつでも泳ぎにきてもいいから」
高咲侑「・・・先客って春菜以外に古手川唯・ララ＝ザタリン＝デビルーク・結城美柑ちゃん・金色の闇（だったかな？）なんだね」
春菜「他にもクスハさん・ゼオラさん・エクセレンさん等も泳いでる」
森乃「今名前あがったのがスパロボ激マズメンツだよ」

・・・・。

森乃「そして久々に帰国した御坂美琴・ナディア等も泳いでる」

（その時）

（ピカッ〜！）
（ピカッ〜！）

突如あたしと侑ちゃんが両手につけてる
金の腕輪が光り出してきた。

森乃「これって新たなレジェンドプリキュア誕生の予兆？」
高咲侑「今プールにいる面々の誰かが覚醒かな？」

・・・・・。

（新たなレジェンドプリキュアは、
まさかスパロボヒロインから？）

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