(ここは坂ノ上高文邸)
私は伊集院茂夫。

法や警察が見逃した外道を、
恐怖の拷問で地獄に送る男である。
そんな私が坂ノ上氏の豪邸に招待された。
恐怖の拷問で地獄に送る男である。
そんな私が坂ノ上氏の豪邸に招待された。
「今年の夏休みに、
二泊三日の温泉旅行に
参加してくれませんか?」
二泊三日の温泉旅行に
参加してくれませんか?」
ほう〜。
温泉旅行ですか。
温泉旅行ですか。
高文「まあ行き先は普通の温泉地ではありませんが」
そうなれば?
高文「私の盟友トリコがいるグルメ界にある(温泉島)です」
温泉島?
名前からして温泉ばかりの島ですか。
名前からして温泉ばかりの島ですか。
高文「はい。種子島と同じ大きさの島であり、島の7割が温泉地なんです」
ほうほう〜。
高文「肩こり・腹痛・関節痛・冷え・皮膚病など数多くの効能があります」
エマあたりが喜びそうですね。
高文「ちなみにグルメ界ということで、島にもいろいろな絶品グルメがあります」
以前私がこちらでいただいた
(ジュエルミート・フグ鯨)みたいな?
(ジュエルミート・フグ鯨)みたいな?
高文「ええ」
・・私みたいな裏世界の人間が、
坂ノ上氏のイベントに
何度も参加してよろしいのか?
坂ノ上氏のイベントに
何度も参加してよろしいのか?
高文「伊集院さんはこの世界にとって必要悪な存在です。理不尽に苦しめられてる弱者の心を救えるのは伊集院さんしかいません」
・・・。
高文「それに今回は(ある男)を是非伊集院さんに紹介したくてね」
ある男?
高文「異世界から来た宇宙海賊キャプテン=ハーロックです」

宇宙・・海賊ですか。
高文「海賊と自称してますが腐れ切った権力と戦い弱者を守る英雄です」
あなたほどの人間が言われるなら、
ハーロックなる人間もすばらしいのでしょうな。
ハーロックなる人間もすばらしいのでしょうな。
高文「今回ハーロックも温泉島に来るそうです」
それなら一度会ってみますか。
高文「是非お願いします」
(こうして私が
ガイヤーズ夏旅行に参加になった)
ガイヤーズ夏旅行に参加になった)
「温泉島かあ〜。
どんな場所なのかしら?」
どんな場所なのかしら?」

温泉マニアのエマが我が屋敷に来訪し、
温泉島行きに加わることになったか。
温泉島行きに加わることになったか。
エマ「坂ノ上さんの旅行にハズレはないわ」
「僕もそう思います。
温泉島に
早く行ってみたいですね」
温泉島に
早く行ってみたいですね」

流川君も楽しみのようだな。
旅行日は8月最初の金土日だと聞いてる。
旅行日は8月最初の金土日だと聞いてる。
エマ「ねえ伊集院さん?温泉島には泳げるところあるの?」
そこは坂ノ上氏にも聞いてないな。
後で聞いておくか。
後で聞いておくか。
エマ「もし泳げるなら今年の新作ビキニを用意しなきゃ」
流川「新作ビキニですか〜」
エマ「ふふふ〜流川君って私の水着姿楽しみにしてるのね」
流川「そ・・それはその・・・」
ほう〜。
流川君もやはり男だってことか。
流川君もやはり男だってことか。
流川「か、からかわないでくださいよ先生〜」
(その時)
(バッタ〜ン!)
突如応接室のドアが急に開き、
「・・た、助けて・・」
(バッタ〜ン!)
(バッタ〜ン!)
突如見知らぬ女性が入ってきて、
(助けて)を言い終わってぶっ倒れた!
(ド〜ン!)
よく見たら彼女の全身には
無数の切り傷があった・・。
体全体が己の血で汚れまくってる。
(助けて)を言い終わってぶっ倒れた!
(ド〜ン!)
よく見たら彼女の全身には
無数の切り傷があった・・。
体全体が己の血で汚れまくってる。
エマ「こ、この子ってピーチバレー選手だったんじゃ・・」
流川「思い出しました!以前先生と僕が助けた人です」
・・大物芸能人や政治家達のおもちゃにされ、
あわや殺されかけたピーチバレー選手だ。
彼女を苦しめた外道は
私と流川で地獄に落としたのに?
あわや殺されかけたピーチバレー選手だ。
彼女を苦しめた外道は
私と流川で地獄に落としたのに?
エマ「とにかくすぐに応急処置よ」
うむ!
(ダダッ〜!)
(ダダッ〜!)
手際よく私が彼女に応急処置をし、
(ダダッ〜!)
(ダダッ〜!)
手際よく私が彼女に応急処置をし、
流川「どうやら助かったみたいです」
そのようだ。
エマ「この子を知ってたのあなた達?」
ああ。
私のとこに来た外道の被害者だよ。
私のとこに来た外道の被害者だよ。
(この後彼女が目覚め、
衝撃的な内容を
伊集院達に伝えることに・・・)
衝撃的な内容を
伊集院達に伝えることに・・・)
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